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女が女を上げるとき

5:30起床。スラヴォミール・ラウィッツ『脱出記』。極寒のシベリアの死の行進を耐え抜き、強制収容所に到着した作者。シベリアはソ連の兵士にとっても等しく厳しい場所。そこで作者は脱走の意志を固めていく。。。 朝食は昨日買ったかつおのおにぎりと素麺。…

囚人のぶかぶかズボン

5:30起床。スラヴォミール・ラウィッツ『脱出記』。次の一節に人間のいやらしさを見る。 ボタンはおろか、細紐も付けずにズボンを支給するという、ロシア人の狡知は、きわめて理にかなっている。ズボンを落とすまいと、そればかり気にしていれば、脱走しよう…

世界中のゴールデンハムスターはただ一匹の母の子孫

5:42起床。 朝食:トースト、ベーコンエッグ、コーヒー 昼食:チャーハンおにぎり、ツナマヨおにぎり 夕食:一風堂難波店で赤丸新味のり玉固麺 ブライアン・サイクス『イヴの七人の娘たち』。バスク人の特性にびっくり。8時前に家を出てローソンでAERAと昼…

希望は絶望と背中合わせで現れる

5:30起床。佐藤優『国家の罠』の続き。トースト、コーヒーで朝食。 このあいだ観た「明日の記憶」でもあったが、今日が何月何日かというのがわたしも苦手だ。何月はともかく、何日がときに出てこない。でもこれって若い頃からそうだったよなぁ、と年のせいに…

リーダーとは…

6:05起床。トースト、レモンチキン、コーヒーで朝食。いつ降ってもおかしくないような天気に面倒くさくなって電車通勤を選択。近所のローソンでうなぎのおにぎり購入。8:30出社。定時前に久しぶりにブログチェック。いいフレーズに出会えた。 リーダーとは自…

よその会社の女性はきれい

6:22起床。トースト、レモンチキン、コーヒー。大粒の雨に送られて家を出る。電車通勤。最寄り駅のコンビニで明太子のおにぎりを買って、その上の銀行に寄ってから出社。まずはメールチェック。いくつかのメールに返信。昨日面接した部下に約束した本(『SEの…

愚か者が勝つ

6:15起床。トースト、ベーコン、コーヒーで朝食。暖かな朝。もちろんチャリ通。8:30出社。ざっとメールに目を通す。すぐに返事が書けるものは書く。9時から某社案件の打ち合わせ。とりあえず標準的な見積を用意することに。10時からT社の方3名がご挨拶…

希望は能登半島の形

6時半に一旦目覚めたが、二度寝。起きたのは8時45分。朝食は、トースト、ほうれん草とベーコンの炒め物、コーヒー。食後、ジャンパーを引っ掛けて、ツタヤに返却に行く。途中道に落ちた影から髪の具合が変なのを発見。右半分がへこんでいる。ま、近所だ…

可能性空間

「可能性空間が圧倒的に広い」 −梅田望夫 なんか、こう、すごく魅力的な言葉だ。ぐわーっっと視野が開けるというか。

客観百敗、主観不敗

6:12起床。朝食は昨日の残りの豚汁とご飯。食後にコーヒー。 7:45家を出てローソンで切手を買って、その場で郵便物を投函。 天王寺まで30分歩く。9時前に出社。なんと会社に入って初めて女子にお茶を入れてもらう。某案件の原価試算のためにシミュレーション…

赤信号みんなで渡れば怖くない

6:05起床。朝食はトースト、鳥手羽焼、コーヒー。久々に青空。天王寺まで徒歩30分。郵便局に用事があったんで、会社近くの郵便局の前で9時の開局をしばらく待つ。用事を済ませて、出社途中のampmでねぎ味噌のおにぎり。ATMで少々引き出し。出社後、まずメー…

若夏(ウリズン)

7:38起床。朝食は、トースト、鳥唐2個レンジでチン、コーヒー。 昨日の飲み会の件でブログにアップ。 9:30テレビで「せやねん」。恩地のうどんの特集。綾織という独自製法を紹介。それがもちもちとした大阪うどんの食感をもたらしているとのこと。久しぶりに…

弱い絆

「モウビィ・ディック日和 - 「田口ランディと玄田有史の対談」をネタに放談」の記事より、ちょっとメモ。 これは「たまにしか会わないが互いに信頼する人間同士が形成する、うすいけれどもつながった関係」という意味らしいけれども、これは確かに実践的な…

料理とは…。

それは「料理というものは、いかにおいしい材料を供するかではなくて、どんな材料でも、それをいかにおいしく供するかという技術なのである」という京都の料理店主の言葉。 〜Letter from Yochomachi「NHK生活ほっと:京都1000年のグルメの秘密は?」…

見えない力

この世で事を成すには二つの力が要る。見える力と見えない力だ 〜辻邦夫『西行花伝』

絶頂の空虚さ

義清(西行)と平清盛の会話より。 (西行)「…頂点というのは、動きのない場所だ。動きがないのは空虚だということさ」(清盛)「だが、それ(頂点に達する)までは充実し、危険をはらんで生きることができる」(西行)「それなら頂点に達しないほうがいいわけだ。誰…

満足とは留まること

目的を達したとき、人は満足し自分や自分の周囲を見まわす余裕ができる。もはやがつがつしないですむ。おしゃれもしたくなる。おいしいものも食べる気になる。花見にもいってみようと思う。だが、がつがつしていたら、こうはならない。余裕があったとき、初…

好きの心

「…この好きの心の中を日が移り夜が動く。好きの中に生が包まれ死が包まれ、果ては六道さえも好きの中を巡っている。見事な、小気味よい生き方であろうよな」 (中略) 「好きというのはな、船なのじゃ。無明長夜を超えてゆく荒海の船なのじゃ」 〜辻邦夫『西…

人生を切り分けてくれた人

オトンの人生は大きく見えるけど、オカンの人生は十八のボクから見ても、小さく見えてしまう。それは、ボクに自分の人生を切り分けてくれたからなのだ。 〜リリー・フランキー『東京タワー』166頁

人はどうしようもなく何か事を成すしかないのだ

ただ一つ言えるのは、どんなに事を成すことを拒み、その意志を放棄しても、結局人はそこから離れることができないということだ。立っていても、坐っていても、世間から離れていても、人はどうしようもなく何か事を成すしかないのだ。 〜辻邦夫『西行花伝』序…

「頭にきた!」と言わない

怒りを感じそうな状況に出くわした時、「あー、びっくりした」と言うようにしている。(中略)これがなかなか効果がある。まず、自分自身が感情的にならずに済む。その一方で、「こちらの期待と現実にズレがある」ことを相手に穏便に伝えられる。 〜『日経IT…

なぜ?の替わりにどうすれば?

「あなたの今日の期待は何ですか?」 「なぜ?の替わりにどうすれば?を使ってください」 〜「すごい会議」の宣伝より。

秋の夕餉

秋の夕暮れは早く、短い。陽が落ちたと思うと夜が寄せてくる。平四郎は小さな庭に鳴く虫の声を聞きながら夕食を済ませた。焼き魚と酢の物という献立に、おとよから聞いた揚げ物の話を一品添えて。 〜宮部みゆき『日暮らし』上巻366頁

記憶という形

「私はいなくなりはせんよ。ただ形が変わるだけだ。記憶という形にな」 〜藤崎慎吾『ハイドゥナン』下巻316頁