『空白の五マイル』人はなんでそんなところへ行くのか?
角幡唯介『空白の五マイル』読了。世界最大の峡谷・ツアンポー峡谷を流れるツアンポー川。写真で見てもとにかくその水の量の半端ないことがよくわかる。大量の水が、世界の屋根の間を縫って、激しく折れ曲がりながら、一気に落ち込みながら、流れていく。その川の流域の空白地帯、人跡未踏の五マイルを目指して、著者も何かに取り憑かれたように、引きこまれていく。その業績はかなりのものだが、どこか、無鉄砲な所がある。装備や準備にしても、予測が甘い部分も多いし、結構行き当たりばったりな感じもする。だから最後の踏破行は、よくぞ生きて戻れたもんだと思った。それでもその業績は文句なくすごいし、そしてそれを描いたこの作品も、それに値する素晴らしい面白さだった。それにしても昔の先人たちの凄さは、増すことはあっても減ることはないなぁ。
- 作者: 角幡唯介
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2010/11/17
- メディア: 単行本
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月末が近く、もろもろ締めの処理が溜まって来始めた。いつも月末になるとこうだ。みんな同じように、期限が迫らないとやらないから、結局最終的な処理をする者が貧乏くじを引くことになる^^;。スタッフ部門からやいのやいの言われるのだ。わかっちゃいるんですけどね、1つ手前で糞づまってるんですってば。それを催促するのもこっちってのもわかってはいるんすよ。
今日の食事(1260kcal)
- 朝:トースト、アイスラテ
- 昼:鶏のから揚げ弁当
- ウォーキング:7871歩(5.1km・222kcal)