佐藤多佳子『一瞬の風になれ』

  • 涙が止まりません。佐藤多佳子『一瞬の風になれ』3巻読了です。いつまでもこの世界にいたい、そう思わせる話です。親友と兄が天才です。普通卑屈になりそうなもんじゃないですか。でも主人公・神谷新二は違いました。そりゃいろいろありました。でも最後まで前向いて進みます。彼一人ではありません。春野台高校陸上部のみんながまた素晴らしいです。リレーが最高です。こんな一節にぐっと来ます。

人生は、世界は、リレーそのものだな。バトンを渡して、人とつながっている。一人だけではできない。だけど、自分が走るその時は、まったく一人きりだ。誰も助けてくれない。助けられない。誰も替わってくれない。替われない。この孤独を俺はもっと見つめないといけない。俺は俺をもっと見つめないといけない。そこは言葉のない世界なんだ−たぶん

一瞬の風になれ 第一部 -イチニツイテ-

一瞬の風になれ 第一部 -イチニツイテ-

一瞬の風になれ 第二部 -ヨウイ-

一瞬の風になれ 第二部 -ヨウイ-

一瞬の風になれ 第三部 -ドン-

一瞬の風になれ 第三部 -ドン-

  • 昼は近所のラーメン屋『馬賊』でつけ麺大盛りをいただきます。結構人気店のようです。店内で麺を打っているところを見ながら待ちます。ドンという麺を打ち付ける結構大きな音に驚きます。まず麺ですが、太さがばらばらです。腰があるというより、なんだか棒のようです。つけ汁とまったく絡んだりはしません。つけ汁もどうやらわたしには少し濃いようです。
  • スーパーに買物に出かけます。明日からお昼の弁当作り復活です。無洗米、野菜、卵などこまごまと買い込みます。
  • 晩は、トマト1個とスーパーで買ってきたごぼう入りの天ぷらを6個ほど。
  • 今日からストレッチと腹筋復活。腹筋20回はともかく、ストレッチはもうガチガチ。膝裏が悲鳴を上げてます。じっくりいきます。