金城一紀『映画篇』

  • 6:03起床。トースト、コーヒーで朝食をとる。
  • 金城一紀『映画篇』読了。ある映画の上映会で連なる5篇の作品たち。最後の「愛の泉」がしみじみといい。これはおすすめやな。
    映画篇

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  • DVD『幸せのレシピ』。ケイトがニックと心を通わせたかのように見えた後、お店に復帰すると、オーナーはニックに店を任せようとしていた。それを感づいたケイトが厨房裏にニックを呼び出した時のシーン。そこでのニックとのやり取りが一番。ケイトの「ここの厨房は私のすべて。私の努力の賜物」。それに対するニックのこのセリフ。「君のすべてじゃない。一部だ」。人生のすべてなんてあり得ない。人生はいくつものいくつもの大切なものの組み合わせ。全てだなんて、それがダメになったら終わりやんけ。そんなちゃっちーいもんじゃねーやろ、人生なんて、ってこと。
    幸せのレシピ 特別版 [DVD]

    幸せのレシピ 特別版 [DVD]

  • 図書館。2冊返却。2冊の予約本と1冊抜き取り。伊坂幸太郎『陽気なギャングの日常と襲撃』。森見登美彦有頂天家族』。垣根涼介借金取りの王子』。帰りに六甲サザンモールの中のアクタスに寄る。友達の好きそうな店だ。今度連れてきてやろう。
  • 昼は、『幸せのレシピ』を見たせいか、パスタが食べたくなった。手軽に済まそうとレンジでパスタとレトルトソース。大豆のポロネーゼ。オリーブオイルと塩でちょっと贅沢。
  • 佐藤優の言葉より。

つまり知識の組み立てとは、無限にあるデータの中から特定のデータを選択して、「物語」を構築していく作業なのである。
〜 佐藤優「知の技法出世の作法」(『週刊東洋経済』)

  • おぉ、そうか。福田首相、誰かに似とう思ったけど、忍者ハットリ君か。たしかに(笑)。
  • 桜庭一樹『私の男』。タブー。暗く甘く湿った話。どこまでも堕ちて堕ちて堕ちて行きたい。