質量のある夢

  • 5時起床。
  • 朝食はトースト、コーヒー。
  • 初めて神戸空港。7:05発JAL150で東京まで。手荷物検査で引っかかる。レザーマンのツールが入っていたのだ。仕方なく機内預かりにする。到着後ターンテーブルで受取ってくれとのこと。ふーん、そうなったんだ。
  • 10時から客先で打ち合わせ。最初の定例は11時過ぎで終了。いったん外へ出る。ビルの1階で朝方コンビニで買ったスポーツ報知を読み、巨人優勝に浸る。
  • 地鶏屋『長治』でチキンカツ定食780円。ボリュームといい味といい、やはり「鳥一」にはかなわんな。
  • 13時からまた同じ客先で打ち合わせ。Y君合流。続いて15時から別の打ち合わせ。O社2名合流。17時から最後の打ち合わせ。さすがにこのあたりになると疲れる。話も込み入ったネットワークの話で、あまり頭に沁みてこない。I社M氏のおかげで何とか取り繕えた感。さすがだ。
  • 携帯の着信を見るとSさんから着信があったので、かけてみると、明日大阪に来られるとのことで、会う約束をする。ただ16時に仕事が終わるとのこと。あれま。なんとかするか。
  • 品川発18:58の500系のぞみで帰阪。車中、津原泰水ブラバン』。こんな文章が心に残る。

質量のある夢は、いくつかの手段によって確実に支えられる。それは経済であり政治であり、ときには信仰だ。ひるがえって質量のない夢は厄介だ。むやみに手を伸ばしたところでシャボン玉のように割れてしまったり、綿毛のように逃げてしまうのがせいぜいだ。絶妙な時、絶妙な場所にそれが降りてくるのは、まずもって偶然の所産だ。

交響楽でも吹奏楽でも、演奏前のチューニングは全員がオーボエに合わせる。これはオーボエが正しいからではない。音程の微調整が難しい楽器なので、仕方なく他の全員がそれに合わせているのだ。構造を改良しようと思えばできるのだろうが、必ず音色も変る。演奏者泣かせの気難しい楽器ながら、この官能的な音色を欠いてはクラシック音楽の殆どが成立しなくなる。わがままな、とびきりの美女といったところだ。

  • 新幹線に乗る前に買った和風ツナおにぎりが晩飯。
  • メガネが壊れた。フレームの弦のところのネジが外れてレンズが取れた。小さなネジをピンセットでつまんでネジ穴に入れようとしたところ、弾みでネジが飛んでしまって万事休す。あーあ。
  • 本日の体重。64.9kg(-0.2)。あまり減っていないんで、ちょっとショック。