映画と焼肉な夜。

久しぶりに映画に行った。観たのは『TIME』というSF映画。時間が通貨となっている未来社会を描いている。そこでは、何をするにも時間との交換。生まれてから25年は基本時間として全員に与えられる。そこから先は、基本的に自分で稼ぐが人から譲ってもらうか。そして25歳からは肉体的には年を取らない。つまり25歳の自分が、時間のあるかぎり永遠に続くというわけ。言えば、持ち時間があるかぎり不老不死なわけだ。当然そんなユートピアは誰でもに開かれているわけじゃない。持つものと持たざるものがでてくる。時間というだれにでも平等なものを蓄積・交換可能とすることで発生する格差という重いテーマを、時間がなくなった時点(ゼロ)で等しく訪れる死を背景に、スピーディーに描ききってる。主人公たち(ウィルとシルビア)もそれなりに魅力的でとても楽しめた。続編は作れそうだけど、ちょっと違う話になりそう(こういう社会を創り上げた元締めVS破壊者たる主人公たち)で、だったらこの一作だけで十分かなと。

大学の友人二人と新地の焼肉屋「さつま」で、焼肉を楽しんだ。その後連れの行きつけのオーセンティックバー、締めは、お初天神近くの蕎麦屋。腹一杯な夜でした。