メガネを新調した。


  • 村上春樹『雑文集』より。これ図書館から借りたんだけど、買って持っておきたい。いろいろ心に引っかかる。

心というものは整合的なもの、系統的なもの、説明できる成分だけでできあがっているものではありません。

  • またまた村上春樹『雑文集』より。一番好きかも。結婚式の挨拶。

かおりさん、ご結婚おめでとうございます。ぼくも一度しか結婚したことがないので、詳しいことはよくわかりませんが、結婚というのは、いいときにはとてもいいものです。あまりよくないときには、ぼくはいつも何か別のことを考えるようにしています。でもいいときには、とてもいいものです。いいときがたくさんあることをお祈りしています。お幸せに。

  • そして、エルサレム賞受賞の挨拶へと続く。同じ国の人間として、こういう知性を持てた幸せを噛み締める瞬間だった。世界の人に読んでもらいたい。そこには普遍的なことが書いてあると思った。人種や宗教、国家を超えて、人の心に直接響く何かがあると思った。何かって何?と問われると、ひとことでは言えないけど、でも、それは、全ての人に理解してもらえるだろうし、全ての人の中にある言葉だと思う。それを聞くことで、自分の中に同じ思いが潜んでいることに気づいて欲しいし、その同じ思いがあればこそ、希望は持てるかもしれない、そう感じて欲しい。まさに、この『雑文集』は、村上春樹的なものが詰まってる。小説が虚構であるなら、これらは、村上春樹の本当なのかもしれない。
  • 博多から帰ってきて、新調したメガネを取りに行った帰りのことだった。メガネ屋さんで古いメガネを新しいメガネのケースに入れてもらい、領収書や説明書やらと一緒に紙袋に入れてもらった。会社のオフィスに帰る途中、銀行のATMに寄った。そこでその紙袋をATMの上に乗せたまま、そのATMコーナーを離れてしまった。しばらく歩くと、紙袋を持ってないことに気づいたので、慌てて取って返したが、後の祭り。そこには紙袋の影形はなかった。人の使い古したメガネを取って行っても仕方ないだろうになぁ。さぞかし開けてビックリ、そしてがっくりしただろうなぁ^^;。
  • 今日の食事とカロリー&ウォーキング