京都ぶらぶら

こどもの日。受験生の長女の大学の下見に付き合って京都。久しぶりだ。彼女は京都で歴史の勉強がしたいらしい。血は争えない^^;。まずはJR京都駅から地下鉄で終点の国際会館まで。地上に出てバスを待つ間にそばの宝ヶ池公園を少し散策。白と濃いピンクのハナミズキが美しい。のどかで落ち着いた風景が広がる。いいところだ。バスに乗って約10分。途中「地球研」というとても気になる停留所があったりしつつ目的地に到着。まず一つ目、京都産業大学京産だ。エスカレータに乗って、人気のないキャンパスの入口辺りまで行く。彼女にはもうそれで十分らしい。しかしまぁ、近くにはほとんど何も無い。もしここに通うとしたら、優に2時間は超えるなぁ。

来た時とは違うバスに乗って、鴨川を見ながら、北大路。そこから地下鉄で今出川。御所の木立を後ろに、今度の大学はそこから徒歩1分。同志社大学だ。もちろん彼女の第一志望にして、かなりの難関。キャンパスの中には入れず、外から中の工事の様子を眺める。噂によると、今の京田辺のキャンパスを全部こっちに移して統合するらしい。そうなれば、かなり便利になるだろうなぁ。ここで、お昼にする。少し今出川通を西に進んで、天下一品を発見。迷わず入店。ぼくはこってり、彼女はあっさり。うぅむ、天一に行きながらあっさりを頼む人間を身内から出すとは、不覚なりw。ぼくのこってりのスープを飲んだ彼女は、「あり得なない」と口走って、すぐ水を飲んだ。毒じゃねーってw。「母さんの味に慣れとうから受け付けへん」だってさ。やはり子どもの舌は母親が作るんだねぇ^^;。

さて、お昼を済ませたあと、そのまま歩いて北野天満宮へ。そこで合格祈願のお守りと絵馬を買って、早速絵馬に手本通りに筆と墨で書いて境内に掛けてきた。このころになると気温がぐんぐん上がり暑いぐらいだ。

バスで河原町まで。降りるとすごい人。さらにそこからプリンセスラインという目指す大学直行のバスに乗る。普通に誰でも乗れるんだけど、途中からはほとんど誰も乗ってこない。さすがに行き先が女子大ということもあってか真っ赤なバスだ。15分ほどで、最終目的地の京都女子大学に到着。近所に国立博物館三十三間堂智積院などがある、実に京都らしいロケーションにある小高い丘の上の大学だ。案内図によるとキャンパスは点在してるみたいで、彼女は驚いていたようだ。でもまぁ、大学なんてどこも似たり寄ったりで、考えるとすごい贅沢に土地を使ってるよなぁ。ここもキャンパスの中には入らず、周りを少しうろうろしたあと、坂をだらだらと降りたところにある国立博物館に向かう。法然の特別展をやっているようだ。入館料ひとり1,400円!けっこう移動にお金を使ってしまったので、帰りのことを考えると、高い。ということで向かいの三十三間堂に行く。こちらは600円。ふたり分支払って中へ。通し矢で有名で知ってはいたけど、中には入ったことがなかった。これがまた圧巻。1,001体の仏像に圧倒された。地震が来ても互いに支えあって倒れないかのような圧倒的な存在感。みっしりと仏がおる・・・。これは来てよかった。

最後はまた歩いて京都駅まで。駅ビルのカフェで少し一服。ぼくはオレンジジュース、彼女はジンジャーエールで涼を取る。来た時と同じように、JRで三宮。そこから地下鉄で帰宅。今日の総歩数は、18,882歩で、約12km。歩いたなぁ^^;。さすがに疲れた。

晩はカレー。