八戸ぶらぶら

  • 朝5時に目が覚めた。そのまま着替えて下のコンビニに行って昨日買ったかつ重を温め直してもらった。ついでにジャスミンティーのペットボトルも購入。部屋に戻ってかつ重を食って、8時過ぎにホテルをチェックアウト。
  • 青森駅まで歩く。途中つぼみのまだまだ堅い色の濃い桜を見ながら、のんびりと歩く。そんなに寒くない。予報では雨と行ってたけど、まだ天気は崩れてはいない。
  • 駅について、青い森鉄道で八戸までの切符を購入。前調べでは2220円だったが、期間限定フリーチケットということで2000円だった。今回の震災復興支援の一環らしい。八戸までは、お隣の新青森経由東北新幹線で一駅というルートもあるが、ここは時間もあるし、地元ローカルを選択。普通電車で約1時間半の旅程なり。
  • 沿線は特に今回の地震の爪痕もなく、淡々と山間や畑の中を突っ切る。結構な速度だ。途中浅虫温泉やら三沢など知った地名が出てくる。しかしやはり大半は聞いたこともない駅。少しだけ海岸線も見えはしたが、ほとんどはあまり車窓に張り付くような景色ではなかった。
  • 1時間半後八戸駅に到着。きれいで新しい駅だ。降りてすぐいろんな時刻表を見た。次の目的地は決めてある。JR八戸線で鮫まで行って、蕪島の海猫を見に行くことに決めていた。まずは腹ごしらえで駅そばを食べた。もちろんかけだw。
  • JR八戸線は鮫までは別名うみねこラインというらしい。それにしても変わった駅名だ。鮫でうみねこか。なんかのギャグかw。
  • 鮫に着いた。駅を出たところに駅周辺図があったので、蕪島を探してみると、すぐに見つかった。徒歩10分とのこと。まぁ、iPhoneをナビにする必要も無い。いくつか案内が出ていたのでその通りに進む。途中に港がある。鮫浦漁港だ。今回の地震津波の爪痕が残っている。人気はほぼ無い。岸壁にうみねこが何羽か羽を休めている。近づいても逃げるわけじゃない。特段人を怖れているふうではない。
  • 蕪島神社の境内まで行ってみた。もうね、怖かった。ヒッチコックの鳥の世界。そこら中うみねこだらけ。そこでは完全に人がよそ者だ。iPhoneでビデオ撮影。いつ何時上から糞が降ってくるか気にはなったが、何とか無事だった。次の八戸行きの時間まであまりなかった。それを逃すと、次はお昼までない。走った。駅員さんも切符を買わずに通してくれた。何とか間に合った。社内で切符を買った。
  • 八戸は、JR八戸駅前が中心ではない。どうやら中心街は、本八戸周辺らしい。八戸駅から中心街までバスに乗った。中心街近くにある八戸市美術館に行った。北欧神話にちなんだ企画展をやっていたが、抽象画だった。残念ながら理解し合えずに15分足らずで出てきてしまった。受付の女性がちょっときれいだったなぁw。もう一人の受付の女性に聞いて八戸駅までまたバスで帰った。失敗したのは、八戸市美術家ではなく博物館の方に行かなかったこと。国宝の土偶もあって、あっちの方がずっと面白そうだ。もう後の祭りだけど。
  • 八食センターまで100円バスというのが出ていて、それに乗って出かけた。八食センターというのは卸売市場を一般に開放したいわば八戸の台所のようなところだ。そこでお昼にした。そこでかった新鮮な食材を七輪に乗せて頂く七輪村という施設もあり、とても魅力で気だったが、やはり一人ではちょっとね。で、回転寿司にした。普段なら食べないようなネタを中心に11皿、3000円を少し超えた。ちょっと食べ過ぎだなw。帰りも100円バスで駅まで。駅の中のお土産コーナーでマルちゃんのご当地カップ麺「青森味噌カレーミルクラーメン」を売ってたので、お土産に購入。お土産といえば、八食センターでカスタードクリームにアップルジャムをアクセントにした「いのち」というお土産を購入。
  • 青森空港に行く空港バスの視界は悪かった。霧だ。空港に着くと、搭乗ボードの表示は見事に天候調査中。初めて見た。伊丹に飛ぶ飛行機は伊丹からやってくる飛行機がそのまま折り返す。従って、伊丹から青森に降りられなければ、そのまま欠航ということになる。18時30分頃濃霧のため欠航と決まった。結局伊丹行きになるはずだった飛行機は伊丹に引き返した。明日の午前中の便に振り替えてもらって、タクシーで昨日泊まったリッチモンドまで。本降りの雨になった。下のローソンでプレミアムティラミスとお茶を買って部屋で食べた。お昼にだいぶ食べたせいでまだお腹が減らないのだ。その日は、眠りにつくまで、ジェフリー・ディーヴァー『スリーピング・ドール』を読んだ。実に面白い。結構な分量だが、厚さが苦にならない。