ロボット兵器

6:07起床。トースト、ウィンナ、コーヒー、アロエヨーグルトで朝食。今日は特に予定も入ってないんで、たまには定時出社定時退社しようと、8:30頃家を出て、天王寺まで歩く。いつものようにそこから地下鉄に乗って大国町四つ橋線に乗り換えようとしたとき、携帯がブルった。nkz君からだ。とたんに思い出した。9時から東京とテレビ会議があったんだ。携帯の時計を見ると9時8分。慌てて電話に出て、30分遅れる旨を伝えた。やっちまった。会社に着いたのは9時半。すぐに会議室に行き、テレビ会議システムをセットして接続。すぐに向こうの様子がテレビに映し出される。どうやらまだ最中のようだ。途中から参加。この会議も今のフェーズとしては営業活動の状況確認といったところ。成果が問われるフェーズになったということだ。
後ろの島はスタッフの席なんだけど、今日は某資格の監査が入るということで、バタバタ。いくつかメール処理他雑務もろもろ。
午後1時A社okd理事来社。今追っかけてる案件についてご説明。
2時過ぎに某所。そのまま直帰。ツタヤでDVD2枚とCD5枚レンタル。
AERAの「ロボット兵器」の記事。人の血を流さないために、人の血を流す兵器を開発するという矛盾。行き着く先は人間の代理としてのロボット同士の戦争の無意味さから、結局は、人を殺すという戦争そのものの本質だろう。人を殺してこその戦争なのだ。
サイモン・シンフェルマーの最終定理』の続き。久しぶりに数学の面白さを実感。まさに学問の中の学問だわ。特に、ヒルベルトフレーゲらによる、数学の再構築の過程、そして再構築間近に発見されたラッセルのパラドックス、そしてヒルベルトの夢−数学という、あらゆる問題に答えられる強力で矛盾のない論理−を永遠の夢としたゲーデルの不完全定理。ここの件はまさに身震いするほど面白い。例え話を用いてわかりやすく書いてある。ラッセルのパラドックスは図書館司書の例え話で説明され、ゲーデル不完全性定理は、「嘘つきのパラドックス」と呼ばれる例え話で説明できる。つまり、「私は嘘つきだ」という主張の真偽を突き止めようとするとパラドックスが生じる。さらにゲーデルはここに証明を持ち込み、次の命題を生み出した。「この命題は証明できない」と。もしこの命題が偽なら、この命題は証明できることになるが、それはこの命題自身に矛盾する。従って矛盾を避けるにはこの命題は真でなければならない。が、この命題が真だったとしても、この命題は証明できない。なぜなら自分でそう主張しているから。こうして決定不可能な命題の存在を証明したのだ。
借りてきたCD5枚をiTunesで取り込む。豚丼とナスの醤油炒めで夕食。DVD「ミリオンダラーベイビー」観賞。哀しい結末なんだけど、何かすっとおさまった感じ。

ミリオンダラー・ベイビー [DVD]

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今日の運動。腕立て12回、腹筋35回、ストレッチ。
午前1時20分就寝。