個人の習慣が命を守るときもある

  • 久しぶりに音響カプラという言葉を聞いた。その人の語る話はなんだかぼくといろいろクロスオーバーして、このまま仕事だけじゃなく、仕事以外の場でも、そうだな、お酒でも飲みながら、ゆっくりと聞きたいし、また、こちらも色々と話しをしてみたい、そう思えた。
  • その人の語る話の中で、千日前デパートの火事の話があった。今でもビル火災では最悪の死者数の火事だ。たしかぼくもまだ小さかったけど、テレビでの様子とかどことなく覚えがある。その人の話は、そのビルにあったキャバレーでただ一人助かったホステスさんの話。そのホステスさんは遅刻の常習犯で、お店正面のエレベーターを使って出勤すると、店長に見つかって怒られてしまうため、見つからないように階段を使ってお店に入っていたそうだ。そして火事の日、逃げ惑う他のお客さんやホステスさんは、我先にとエレベーターに殺到し、そのまま煙に巻かれたり、火に焼かれたりしてなくなった。しかしそのホステスさんだけは、とっさに、いつも使い慣れた階段で下まで駆け下り助かったとのこと。遅刻の常習犯という決して褒められたホステスさんではないけど、そのお陰で、彼女は、階段を選択できたわけだ。だから遅刻しなさいというわけじゃない(笑)。火事の時は、エレベーターを使わないように階段を使いなさい、誰もがそう教えられて、訓練もしてきたわけだ。でもとっさの時にとった行動は、結局普段の行動なのだ。それはまた、大勢の人がそうするのを見てという面もあったかもしれない。個人の習慣というのはそれだけ大事な事なんだなぁ。
  • とうことで、10時半からその準備のために部長から下の喫茶店に呼ばれ、お昼もとらずにさらに資料を整理し、分厚いキングファイルに付箋を貼りまくる。そして13時からみっちり3時間半。やっと解放された^^;。大変だったけど、なんだか達成感があったのには笑えた。内部監査だろうが、何だろうが、何でも来いという感じ(笑)。
  • その後の仕事はなんだか抜け殻状態で、あまり頭も回らず、ピントがあってない感じでその日を終える。金曜日なんで、飲みに行こうかとも思ったけど、疲れたんでそのまま帰宅。風呂入って体重測定。久々に63キロ台に復帰。よしよし。速攻寝る。