メタデータ

橋本大也さんの「情報考学 Passion For The Future」の記事「メタデータ技術とセマンティックウェブ 」から抜粋。

メタデータに共通の要求条件:
1 更新性 常に最新の状態を示すこと
2 常時性 いつでも即手に入ること
3 同報性 多数の人が同時に手に入ること
4 一覧性 一度に見られること
5 ターゲット適合性 役に立つときに役に立つ人が使えること
6 コンテンツ密着性 いつでも取り出せること

このリストは、そのメタデータ技術がイケてるか、イケてないか判断する材料として使えそうである。また、メタデータの用途種別として、制 作、存在、検索、権利・許諾、流通・配信、利用・評価という6種類があるという表も参考になった。メタデータの設計に使える知識である。

そして流通の前後では事前に静的に付与されるデータと、事後に動的に付与されるデータという分け方もあった。私 は機械が付与するものと人間が付与するものという分け方をしていたが、こちらの方が意味がある分類だと納得。

この後、記述法としてライトウェイトが主流との記述があるが、このあたりは、web2.0的にいうと、いち早くネット上に曝して、人がつつけるようにするのが吉。