今年最後の忘年会

5:11起床。さすがに昨日早く寝たもんな。トースト、豚チーズ、コーヒーで朝食。
福井晴敏終戦のローレライ』上巻の続き。
メッセンジャー高橋尚子を見た。この人は、言葉の人だ。伝えたい思いがある、言葉がある。その言葉を伝えるために、そしてそれが本当に力を持って伝わるタイミングに向けて、準備し、すべての力を集中し、そしてそれを成し遂げる。
ウソや見栄や誇張、耳に聞こえのいい美辞麗句、空虚で中味のない言葉が多い中、久しぶりに、裏づけのある、ぎっしりと詰まった言葉を届けてくれた。メッセンジャーQちゃん、ありがとう。
昼はレンジでパスタのインスタントラーメン版で出前一丁を作る。他に干焼白菜。干焼白菜は、白菜を軸と葉に切り分けて、まずは軸を最初に、熱した鍋に油を引いて炒める。次に葉を炒める。油がなじんでちょっと水分が出てきたら、鍋の白菜を一旦お皿に取り、鍋に油を引いて、豆板醤に醤油をいれて少し炒める。香りが出たら、お皿に採った白菜を鍋に戻して一炒め。酒をちょいとふりかけ、最後にごま油を垂らして一炒め。
ツタヤでDVD2枚レンタル。「ミリオンダラーベイビー」他1枚。
福井晴敏終戦のローレライ』上巻の続き。ローレライの正体も分かり、主なピースは出揃ったか。こんな一節が印象に残る。

「高精度の電探やロケット兵器が次々登場して、挙句に『マッチ箱』のような新型爆弾の噂だ。時代は変わりつつあるのかもしれん」
「世界規模の文明開化が起こっている、と?」
「そうだな。この戦争にはそういう側面がある。よくも悪くもな」

冷酷なことだけど、戦争には功罪両面がある。罪はいうまでもなく大量殺人。そして功は、科学の進歩への貢献。実用に向けた巨大な実験場なのだ。近いところでは湾岸戦争での、まるでテレビゲームを見ているようなコンピュータ制御による戦争が記憶に新しい。もっといえば、この日記を発信する基盤であるブログ、というよりネット、更に遡れば、コンピュータ自体が、戦争のために生まれ、そこで使用され、人命と同時に大量のデータを食らいながら、ここまで発達してきたといっても過言じゃない。
晩飯は、豚肉使いましょってことで、お好み焼きとミニ豚丼。結構満腹。で、ダラダラしているところに、etkより電話で、忘年会ってことで梅田で飲むことに。街は若者どもで大賑わいw。3軒ハシゴして結局朝まで。